青いカーテン

絵画 油彩画

  • 鶴岡政男  (1907-1979)
  • ツルオカ、マサオ
  • 昭和39年 / 1964
  • 油彩・キャンバス・額・1面
  • 130.0×194.0
  • 右下に署名
  • 8回日本国際美術展 東京都美術館 1965

147 鶴岡政男(1907−1979) 青いカーテン 1964年
 群馬県高崎市生まれ。1922年より太平洋画会研究所に学ぶ。29年に洪原会、30年にNOVA美術協会の結成にそれぞれ参加。37年応召、40年兵役解除。43年新人画会結成に参加。空襲によりほとんどの作品を焼失。47年より自由美術家協会展などに出品。65年第8回日本国際美術展で本作品が東京国立近代美術館賞受賞。
 鶴岡政男は、自らの戦争体験と終戦直後の重苦しい社会の空気を反映した象徴的作品《重い手》(1949年)を描いた後も、そこにとどまることなく、自由奔放で型破りな活動を続けた。しかし、「自分の精神性を極力排除」し「動物に等しいような」ところまで自らを突き詰めてみたいと語る姿勢は一貫していた。ある具体的なモチーフから出発していると言われるこの作品にあっても、人もものも容赦なく変形され、ニュアンスは削ぎ落とされ、安易な感傷の徹底した排除がなされている。一見諧謔味を帯びた画面から、なぜか得体の知れない不安が喚起される。

青いカーテン

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