版画 その他
中国を旅すれば4 「船宿 ホテルの支配人と称するこの男──中国での話なんだが──それよりなにより港じゃ天下ご免の盗っ人って言ってもいいくらいのやつなんだが・・・やつが一切合財、勘定に入れてんのをとやかく言おうもんなら、たとえばあんたがやつに注文しなかった晩飯の数だとか──あんたがやつにさせなかった使いっ走りの回数だとか──あんたに給仕しなかったウェイターの人数だとか──あんたがもう支払った手荷物の運び賃だとか、そしたら丁重な答えが返ってくるぞ。『お客しゃん、おれたちゃいつだって勘定してんだ、いつだってね・
ドーミエ、オノレ
そんじょそこらで、てんやわんや 2 「てやんでえ、べらぼうめえ!ご主人さまより、このろくでもねえ長靴のほうがご機嫌じゃねえか!・・・飲んだくれてやがらあ!・・・」
そんじょそこらで、てんやわんや 7 「よお、飯でも食ってかねえか、かみさんは町で食事だっていうからさ。二人で、お楽しみといこうぜ」「おや!こりゃ残念、なあんか頭痛くってさ!(密かに)ほんとはこいつの女房が、おれんちでおれの帰りを待ちわびてんのさ!」