工芸品 / 安土・桃山
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桃山
- 中層左半の袋に両開の扉、下層右半の袋に引き戸を設けた厨子棚。甲板は端反りとなり、両側は格挟間形の透かしを設け、縁は全て金の沃懸地につくる。金銅唐草文金具を打つ。意匠は梨地に金銀の高蒔絵に平蒔絵、金銀切金を交えて甲板に池辺の老梅、第二層に虎渓三笑、第三層に撫子散らしに香包、厨子と引き戸にかけては柴垣を描く。袋の内部は共に朱漆で、厨子の扉裏には梨地に恵比寿と大黒を高蒔絵で表す。
- 縦32.7 横72.8 高65.5 (㎝)
- 1基
- 重文指定年月日:19600609
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 個人
- 国宝・重要文化財(美術品)
『幸阿弥家伝書』長玄伝に「古田織部長玄二好蒔絵ス、織部棚トテ厨子棚有此蒔絵梅之古木二段目三笑房ノ戸前柴垣外ハ香包之図ノ世間二数多有之是長玄ノ作也」とあるもの。本棚は特に古調を有するもので、長玄作とは言い切れないものの本歌に近い優作である。