工芸品 / 南北朝
長方形の幡身部に三角形の幡頭を付したもので、幡身部は両面とも三区に区切り、各々蓮華座上に種子を表わし、周縁には三鈷杵を表わしている。その技法は、紅綾を下地とし、多彩な平糸を用い、平繍いに繧繝刺し等を交えて繍い表わしている。力強い種子の表現や繍いの手法は古様を示す。また十四旒も纒って遺存する繍幡の古例は数少なく貴重である。
刺繡種子阿弥陀三尊図
種子文繍幡
刺繍三昧耶幡 附 錦幡