絵画 油彩画 / 明治
原田直次郎(1863~1899)は明治15年に高橋由一に入門し、油彩技法を学んだ。同17年から20年までドイツに留学し、ミュンヘン・アカデミーで技術指導を受け、パリ美術大学でも学んだ。本図は明治23年(1890)の第3回内国勧業博覧会に出品された。左手に水瓶を、右手に楊柳をもつ白衣の観音が竜の背に乗る仏教的な主題を、光と闇の対比が作り出す劇的な空間表現のなかに描き出している。画面左下隅に年記と署名がある。
靴屋の親爺〈原田直次郎筆 一八八六年/油絵 麻布〉
原田直次郎
老人像
ドイツの少女
原田直次郎筆