歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 鎌倉
本書は鎌倉時代における連歌賦物集の現存最古本である。体裁は枡型の綴葉装で、料紙は楮交り斐紙に上下四段に押界をひき、本文は半葉七乃至八行、四段に書写される。首尾を欠き、原題は末詳であるが、後補仮表紙には「宇多津恵」の標題が記されている。文中の標題は何色、初何等と掲げて、約三十種が数えられる。奥書を欠くため本書成立の事情は未詳であるが、野坂本はおそらく原本成立後程ない鎌倉後期の転写本とみられ、鎌倉連歌の実態を伝えた稀覯本である。
簾中抄
周防内侍集〈藤原俊成筆/〉
藤原俊成
新撰朗詠集〈上下/〉