絵画 / 大正
中村彝(一八八七~一九二六)は、短い生涯の全情熱を絵画に傾け、次々と秀作を発表し、近代洋画界に大きな足跡を遺した。彼は初め白馬会研究所や太平洋画研究所で勉学し、明治四十二年の文展で褒状を受け、翌年には三等賞を得るなど早くからその才能を評価された。本図はわが国に滞在していたロシアの盲目の詩人ワシリー・エロシェンコを描いたもので、大正九年の第二回の帝展に出品され、二年後にパリの日仏美術交換展にも出品され好評を博した。
湖畔〈黒田清輝筆 一八九七年/油絵 麻布〉
黒田清輝
智・感・情〈黒田清輝筆 一八九九年/油絵 麻布〉
春畝〈浅井 忠筆 一八八八年/油絵 麻布〉
浅井忠