紙本墨画籠煙惹滋図〈浦上玉堂筆/〉

絵画 / 江戸

  • 浦上玉堂
  • 東京都
  • 江戸
  • 1幅
  • 東京都千代田区丸の内3-1-1
  • 重文指定年月日:19780615
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 公益財団法人出光美術館
  • 国宝・重要文化財(美術品)

本図は江戸の文人画家の中でもきわめて個性的であった浦上玉堂(一七四五 一八二〇延享二年-文政三年)の筆になるもので、玉堂の小品の代表作といえるものである。構図には大作に見られがちな歪曲や誇張がなく、咫尺の画面の中にごく自然な遠近感を表現しつつ、大きく深い山水の景をおさめている。擦筆による土坡や山膚の地の陰影、渇筆による点苔や皴など、筆致は繊細をきわめ、玉堂画の特色を遺憾なく発揮している。おそらく七十歳前後の制作と思われ、玉堂の最も充実した作品の一つといえよう。

紙本墨画籠煙惹滋図〈浦上玉堂筆/〉

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