若い婦人の肖像 わかいふじんのしょうぞう

絵画 油彩画

右を向いた四分の三正面の若い婦人の胸像である。楕円形の円窓の画面が女性らしい優しさを強調する形となっている。モデルは淡いピンクのパステル・トーンの服に身を包み、透明の紗のストライプ模様のサテンのスカーフを胸もとで結んでいる。紫と黄色の花のコサージュが見る者の目をひく。仄かにロココ調の香りを残すものの、この無名の市井の婦人を平明に描いた肖像画は、グルーズの様式に属するもので、18世紀後半の彼の工房の作と考えられている。

若い婦人の肖像

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