工芸品 / 鎌倉
- 東京都
-
鎌倉
- 銅鋳製。内外に鍍金を施す。火舎は挽物仕上げ。口縁部は朝顔形に開き、胴は締まって底辺に縁を廻らす。口縁は山形に鎬を立て、底は弓金、牙象透入の敷茄子を通して菊台座裏でからくり止めにしている。弓金は口縁部で菱鋲止めにし曲げて庵形の樋を通した柄につながり、先は乙字形に曲折して八角の八葉蓮華台の鎮を据える。柄の火炉に接する部分には透入の心葉形金具を据え、小刻付笠鋲二個を打つ。蓋は中央に透彫菊座二重に小刻付き宝珠形鈕をつくり、宝相華唐草文を透彫し、さらに外周に飛雲文を透かす。
- 総長36.0 火舎高8.1 火舎口径10.3 柄幅2.1 (㎝)
- 1柄
- 東京都台東区上野公園13-9
- 重文指定年月日:19590627
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 天野山金剛寺
- 国宝・重要文化財(美術品)
古式の火舎で、蓋は後から造り加えられて鎌倉時代に一具としてまとめられたものと見られるが、よく統一されており、優れた作技である。