狂言装束(唐人用)
きょうげんしょうぞく(とうじんよう)
工芸品 / 安土・桃山
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桃山
- 鳳凰鴛鴦菊文:練緯地に桐竹鳳凰文刺繡、松皮菱菊藤文刺繡、柳枝垂桜に短冊御刺繡、雲取りに八重梅、鴛鴦文刺繡の裂を接ぎ合わせて仕立て、裏に紬様紅絹を用い、背割れを施す。背裏に「宮島」の墨書と「三二七」の墨印がある。
柳桜文:練緯地に桐竹鳳凰文刺繡、柳枝垂桜に短冊御刺繡、雲取りに菊、梅文様紅地に菊、楓文様の裂を接ぎ合わせて仕立て、裏に紬様紅絹を用い衿の襞飾りは黒繻子地繡箔裂を用いる。背裏に「宮シマ」の側書と「三二七」の墨印がある。
桐菊杜若文:衿に白絹の襞飾りを付し、背割りを施す。文様は紅練緯地に雪持楓、菊、桐、主だか、杜若、すみれ、浪、水などを緑、鶸色、茶、紫、白、黄、薄縹などにて刺繡し、背裏に「宮島」の墨書、「三二七」の墨印がある。
柳樹鷺文:茶練緯地に萌黄、緑、紫、黄、白緑、白などの色糸で柳樹に鷺を繡表し、地に雲形に亀甲、渦巻き、変わり洲浜形などの摺箔を施し、衿に黄、赤、二重の襞飾りを付す。裏は霞に桐、色紙文型染の麻を用い、前身裏と裾裏は淡水色練緯とし、背裏に「三二七」の墨書と朱方印がある。
- 繡箔鳳凰鴛鴦菊文 身丈64.0 裄64.0 袖幅40.0 袖丈11.5 衿幅3.3
繡箔鳳凰柳桜文 身丈72.5 裄70.0 袖幅46.0 袖丈14.5 衿幅4.3
繡箔桐菊杜若文 身丈71.5 裄65.0 袖幅38.5 袖丈12.3 衿幅3.5
繡箔柳樹鷺文 身丈92.5 裄75.0 袖幅39.5 袖丈18.5 衿幅3.7 (㎝)
- 重文指定年月日:19630701
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 厳島神社
- 国宝・重要文化財(美術品)
四領の唐人装束は、唐人相撲の装束の一宇で、全て袖の細い衿飾りのついた前合わせの上着で、袖細に仕立てられている。室町時代後期から桃玉時代にかけて製作された繡箔裂を用いた貴重な遺品。