観心寺縁起 かんしんじえんぎ

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 室町

  • 室町
  • 2巻
  • 重文指定年月日:19820605
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 観心寺
  • 国宝・重要文化財(美術品)

『観心寺縁起』は、平安時代初め空海(弘法大師)が雲心寺を改めて観心寺とした由緒と、空海にまつわる縁起七箇条を記したものである。後亀山天皇宸翰奥書本は、応永元年(一三九四)に、後亀山天皇が石山寺経蔵本を写させ、これを当寺縁起の正本に擬すべきことを奥跋に証されている。後小松天皇宸翰本は、応永二十年に天皇自ら本文を書写されたもので、漉返し紙に絵絹を貼り金罫をひいて、流麗な書風をみせている。巻末に「太上天皇(花押)」と署名があり、ついで同年関白近衛経嗣が、この一巻が後小松天皇の宸翰であることを証する跋を加えている。『観心寺縁起』の最古本で、両天皇の筆跡を伝えて貴重である。

観心寺縁起

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