異国通船朱印状 いこくつうせんしゅいんじょう

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 江戸

  • 江戸
  • 13通
  • 重文指定年月日:19770611
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 相国寺
  • 国宝・重要文化財(美術品)

徳川幕府が海外渡航の商船に給付した通船朱印状である。内訳は大泥国三通、呂宋一通、安南二通、暹邏二通、西洋三通、東京一通、柬埔寨一通である。いずれも料紙は檀紙を用い、礼紙【らいし】を添えるのが原則であったらしい。本文は四行に記され、文末に家康の朱方印を捺している。本文書の筆者は家康の命をうけてしばしば外交文書等を草した相国寺九十二世西笑承兌とみられ、その礼紙端裏等には朱印を給付された人名の注記があり、この文書が島津忠恒等の大名や、堺の皮屋助右衛門などの商人、或は外人の安当仁カラセス等に与えられていたことが判明する。本文書はまとまって伝存する唯一の遺品で、わが国近世貿易史上に価値が高い。

異国通船朱印状

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