長防臣民合議書 ちょうぼうしんみんごうぎしょ

歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 江戸

  • 山口県
  • 江戸時代末期
  • 木版刷・和綴
  • 縦22.4、横14.8(cm)
  • 1冊
  • 山口県萩市大字堀内355番地
  • 萩博物館

長州藩が戦争の覚悟を宣言した印刷物。高杉晋作の下関挙兵が成功して諸隊側が政権を掌握した長州藩では、慶応元年(1865)3月、幕府へ謝罪の態度を示しつつ攻撃されれば戦うという「武備恭順」の方針に統一する。これを知った幕府は同年4月、再び長州征討を布告した。この「長防臣民合議書」は宍戸備後助(璣)が起草したもので、翌年3月、36万部を印刷して藩内に配布したという。この書では、ペリー来航以来、朝廷・幕府に忠節を尽くした藩主父子が、「朝敵」になったことの冤罪を訴える。また、後世への誤伝がないよう、兵士全員がこの書を懐に入れ、討死の覚悟で戦場に立つようにと結ぶ。

長防臣民合議書 ちょうぼうしんみんごうぎしょ
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