雲文鑑 うんもんかん

考古資料 金属製品類 / 戦国時代

  • 中国
  • 戦国時代
  • 青銅
  • 高26.7㎝ 口径49.1㎝
  • 一個
  • 東京都港区南青山6-5-71
  • 根津美術館
  • 重要美術品

鑑の用途は水器または氷器であるという。この器種は春秋時代後期になって初めてあらわれる。これはゆったりとした鉢形の器で、口縁には角帯をめぐらし、口唇は幅が狭い。頸部にも凸帯を一本めぐらし、この部分に環耳を取り付けたと思われる足が二個ずつ縦に付いている。そこには高台が付き、その三ヶ所に足のような突起が付いていて、脚のようであるが、あるいはこれに別製の脚を挿入したものかもしれない。また内側の胴裾に四個の小さな遊環を付けているが、これがどのような役割を果たしたのか明らかではない。
文様は三角形の中に虁文から変化した雲文を配し、胴裾には下向蓮弁風の形にこれも雲文を入れている。口頸部や口縁部も同様で、これに花唐草風の帯文様が施されている。

雲文鑑 うんもんかん
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