歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 室町
天文十二年(一五四三)九月、後奈良天皇が大覚寺准后義俊【じゆごうぎしゆん】僧正の所望にまかせて宸筆を染められた詞花和歌集である。帖末に書写奥書があり、天皇四十七歳の宸筆になることが判明する。表紙は紫地金銀泥菊花刷模様の原表紙に題簽を附し、外題「詞華和歌集」も宸筆に係る。本文は斐紙に半葉十行、一首一行書に書写される。詞花和歌集は古鈔本に乏しいが、本書は精選本系に属する書写優秀な禁裏本の証本として価値が高い。
新古今和歌集〈上下/〉
栄花物語
続後撰和歌集〈上下/藤原為家筆〉
藤原為家