黄瀬戸獅子香炉  きせとししこうろ

工芸品 陶磁 / 安土・桃山

  • 美濃
  • みの
  • 日本
  • 桃山時代
  • 総高12.8㎝
  • 一口
  • 東京都港区南青山6-5-158
  • 根津美術館
  • 重要美術品

四脚の香炉には、大き目の蓋が付く。蓋には両手を合わせたような姿の猿が乗り、鈕(つまみ)となっている。香炉の形は、龍泉窯(りゅうせんよう)青磁の袴腰(はかまごし)香炉と似ているが、動物の頭が肩に付き、四脚は獣足である。室町時代末頃より、美濃の窯では中国から将来された青磁の器物を倣うようになり、これもその一例である。この香炉は、小堀宗中の筆になる「瀬戸 香炉 獅子」の墨書が箱の蓋表にあり、万治元年(1660)の序を持つ『玩貨名物記』に見られる「瀬戸ひらしゝ」にあたるものではないかと言われている。

黄瀬戸獅子香炉  きせとししこうろ
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