平曲 へいきょく

伝統芸能 音楽

  • 選定年月日:19550319
  • 記録作成等の措置を講ずべき無形文化財

平曲は琵琶法師が自ら琵琶を弾じて、平家物語を語ったもので、十二世紀の末頃、盲僧生仏【しょうぶつ】が語ったのに始まるといわれる。十四世紀には一方【いちかた】流と八坂流とに分れ、当時の人々に愛好されたが、後に一方流は波多野流(京都)、前田流(江戸)に分派し、江戸時代には幕府の保護の下に、職屋敷に伝承された。しかし明治の盲官【もうかん】制度の廃止により衰微した。平曲は声明【しょうみょう】等の曲節を多分に採り入れており、また謡曲、浄瑠璃等に種々影響を与えており、日本音楽史上重要なものであるが、僅かに伝承されているにすぎない。

平曲

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