黒田焼 筏井竹の門絵付茶鉢 くろだやき いかだいたけのかどえつけちゃばち

工芸品 陶磁 / 大正

  • 絵付:筏井竹の門  (1871~1925)
  • いかだいたけのかど
  • 富山県高岡市
  • 大正5年頃か / 1916年頃か
  • 陶土・茶鉢・焼成(陶器),施釉
  • 口径17.7cm×高さ12.8cm,高台径6.7cm
  • 1口
  • 富山県高岡市古城1-5
  • 資料番号 3-03-03-13
  • 高岡市立博物館蔵

高岡ゆかりの俳人・俳画家の筏井竹の門の絵付が施された黒田焼の茶鉢である。黒田焼は射水焼とも呼ばれ、射水郡二塚村黒田(現高岡市二塚)の角太一(陶風)が始めた。本資料には黒田焼を示す印刻や墨書などは入っていない。
 絵付は黒一色で施され、胴から腰にかけて2匹の鹿が描かれている。見込には山と月の絵が描かれており、茶溜りには砂粒が露出し凹凸を作っている。
 高台は濃い茶色で、くびれのある形をしている。高台と鉢の間に隙間があるため、別に作った高台を鉢に接着したようである。高台脇には釉薬がかけられておらず、茶色の素地が露出している。
 腰には「○に杦」の号が記されている。これは『筏井竹の門作品集』(高岡西ロータリークラブ 社会奉仕委員会,1983)によると、明治44年~大正5年(1911~16)に竹の門が用いたものであり、黒田焼が作られた期間が大正5年頃~昭和3年(1916~28)のため、本資料の制作時期は大正5年頃と考えられる。
 全体に貫入がある。また、口縁や見込に釉薬の塗り残しが複数箇所ある。
 付属の収納木箱には、蓋表に「竹の門」の墨書がある。。
<参考>北日本新聞社編『富山大百科事典 電子版』(平成28年12月14日アクセス)

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