枯木牧牛図 こぼくぼくぎゅうず

絵画 / 

  • 毛倫
  • もうりん
  • 中国
  • 元時代
  • 絹本墨画
  • 縦104.0㎝ 横52.0㎝
  • 一幅
  • 東京都港区南青山6-5-1
  • 根津美術館
  • 重要文化財

画面の中心は、繊細な筆致を重ねて描かれた、独特の姿をした枯木である。その奇怪な枝振りの枯木は蟹爪樹(かいそうじゅ)とも呼ばれ、李成(りせい)と郭煕(かくき)に代表される五代・北宋の華北系山水画の伝統、そこに連なる元代李郭(りかく)派の系譜をひくものである。枯木の下には、牧童が牛を曳く。あらがう牛の量感あふれる体躯の描写もすぐれている。元代枯木図の優品である。筆者の毛倫は紹興(浙江省)の人、在野の文人で牧牛図や樹石画を得意としたと伝えられる。

枯木牧牛図 こぼくぼくぎゅうず
ページトップへ