歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 唐
『玉篇』は、梁の大同年間(五三五~五四六)、顧野王の撰述になるもので、偏・旁により漢字を五百四十二部に類別する部首別の字書で、三十巻からなる。中国では散逸し、わが国にのみ伝存する極めて貴重なものである。本書は、その書風などから八世紀の書写とみられる唐写本で、紙背には治安元年(一〇二一)の書写になる「金剛界私記」があることから、それまでには伝来していたことになる。本書は、国宝の早稲田大学本の欠失箇所に接続する。
玉篇巻第九残巻(自嗣字至きょう字) 紙背金剛界私記
浄名玄論
四十番歌合〈建保五年十月十九日/〉