工芸品
金や銀の粉を濃淡をつけてまだらにまいた地に、金銀の蒔絵で唐草風に長春花(薔薇)をめぐらし、葵紋をちらした華やかな化粧箱。旧高松藩領庄屋家の所蔵していたもので、大小3合の箱をひと揃いとするが、内におさめる道具などは付属せず、詳しい用途は不明である。一番大きな、浅い長方形の箱を二段重ねとする箱の中には、小さな刀子などが納められていたようで、爪切箱の可能性もあろうか。大名家の女子が所有した豪壮な化粧道具の伝統を受けつぐものである。
扇面鳥兜螺鈿蒔絵料紙箱
網代柳橋蒔絵文庫(編地柳橋四ツ目紋蒔絵文庫)
葵紋散螺鈿黄金造飾太刀拵