弘法寺踟供養 こうぼうじねりくよう

民俗 無形民俗文化財

  • 岡山県
  • 瀬戸内市
  • 選定年月日:20160302
    保護団体名:弘法寺踟供養保存会
    公開日:毎年5月5日
  • 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

 本件は,岡山県瀬戸内市の千手山弘法寺で長く行われている練供養である。面をかぶり装束を着けて地蔵菩薩・観音菩薩などに扮した人々が,娑婆の往生者(中将姫)を迎え,阿弥陀如来の待つ極楽浄土に連れ帰る様子を厳かに演じるものである。特に本尊の阿弥陀如来の仏像をかぶって,表で実際に往生者を出迎える「迎え仏」のさまを演じる点で,歴史的に古い練供養の様子をうかがわせるものとして注目される。
 全国にある同種の「練供養」や「来迎会」の中でも,本尊の阿弥陀如来が実際に動いて登場する迎え仏の形式を残しているのは本件のみであり,芸能の変遷の過程や地域的特色を示している。

弘法寺踟供養

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