紅濃茶萌黄段八橋模様唐織 べにこいちゃもえぎだんやつはしもようからおり

染織 能楽 / 江戸

  • 江戸後期・19世紀 / 1811
  • 丈148.0 裄75.6
  • 1領
  • 渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 国立能楽堂
  • 収蔵品番号 NS92
  • 未指定

 加賀藩主前田家に伝来した能装束の一領である。『伊勢物語』の八橋を表したもので、八橋と杜若の他に、流水と河骨も添えられている。
 附属の畳紙墨書によれば文化8年(1811)閏2月に完成したもので、この月には12代藩主・前田斉広が慰能を催して、自ら何番も舞った記録が残る。この際に着用されたのであろう。
 大正9年(1920)刊行の『能装束模様百佳選』第8巻にも「前田侯爵家珍蔵」として部分図が掲載され、古くから知られた名品である。

紅濃茶萌黄段八橋模様唐織 べにこいちゃもえぎだんやつはしもようからおり

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