久喜 床屋製錬遺跡 くき とこやせいれんいせき

史跡 城跡

  • 島根県
  •  町の史跡指定を行った久喜 床屋製錬遺跡は、久喜・大林銀山遺跡(およそ500ha)のほぼ中央に位置し、邑南町久喜の百石集落所有の山林(水源涵養保安林)内に所在する。
     遺跡の指定範囲約1.7ha(17,000㎡)は、平成23年の銀山関連遺跡としての発見及び平成25年度~平成27年度実施の発掘調査以前から、植林によるヒノキ・スギなど立木はなく、また、町指定の範囲は、土地所有者と地上権者の理解・協力により、今後の造林事業計画の施業除地に充てられることとなり、植林による遺跡への影響はないと考える。
     指定範囲のうち約5,000㎡について、3カ年度をかけて発掘調査等を実施した結果、方鉛鉱など銀を含有する鉱石を熱処理し焼鉱にする焼竈跡を100基以上。その他、製錬炉跡2基を確認した。
     発掘調査を行った遺構等は、遺構の保護及び平成25年の保安林指定時の状況に復旧するため平成27年度中に埋戻しを行った。
     なお、地元で発足した久喜・大林銀山保全委員会などが積極的に同遺跡の案内を行っており、平成28年度に遺跡の説明板や各遺構に簡易な遺構表示板を設置して、町史跡の活用を図りたい。
  • 島根県邑智郡邑南町久喜932番地内
  • 邑南町指定
    指定年月日:20160519
  • 記念物

久喜 床屋製錬遺跡

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