刺繍布(スザニ) ししゅうふ(すざに)

工芸品 染織

  • ブハラ
  • ブハラ
  • 1910年頃
  • 絹、ヴェルヴェット、金糸、刺繍
  • 170.0×134.0
  • 1枚

スザニとは「針仕事、刺繍」の意味。壁掛け、掛け布や神に祈る時の敷布等として様々に使用され、かつては結婚時の持参品の一部として、数枚から十数枚のスザニを携えて嫁ぎました。大抵は幅約30センチの木綿や麻の布数枚を並べて、下絵を描き、1枚ずつ分担して刺繍したものを縫い合わせて1枚のスザニに仕立てます。
この作品は、一般的なスザニとは異なり、濃紺のシルク・ベルベットに金糸と銀糸で花籠の文様を刺繍したたいへん豪華な作りで、金糸刺繍で有名なオアシス都市ブハラの宮廷にゆかりのものかもしれません。4辺に金糸のフリンジを巡らし、ジャヘクという技法で縁飾りが織りながら縫いとめられています。掛け布や壁飾りとしてではなく、儀式など特別な時に馬の背飾りとして使われていた可能性があります。

刺繍布(スザニ) ししゅうふ(すざに)

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