水を飲む子ども みずをのむこども

絵画 油彩画 / 昭和以降

  • 松本 竣介  (1948)
  • まつもとしゅんすけ
  • 1943(昭和18)年頃
  • 板,油彩
  • 33.0×23.9
  • 1枚

1940年代、作者は自分の家族を題材にした大作に挑む一方、婦人や子どもの頭部を描いた小品も多く手掛けている。というのも、まず、人間の表情をこのような小品制作で研究し、それから大型の家族像に取り組んだのだと考えられる。しかし、この作品では、成長する子どもの不安定で微妙な顔や手の表情がうまく捉えられ、単なる習作の域に留まっていない。竣介の愛息はこの作品が制作された頃はまだ幼く、この作品のモデルになっているかどうかはわからないが、父親の視線でつかんだ子どもの表情に違いなく、子どもへの愛情や洞察が感じとられる。

水を飲む子ども みずをのむこども
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