絹本著色 北条時長像
けんぽんちゃくしょく ほうじょうときながぞう
絵画 日本画 / 室町
- 神奈川県
-
室町時代後期
- 絹本著色
永禄山寳泉寺の開基・北条時長の肖像画と伝わる。
折烏帽子を被り、雪持ち文様を配した直垂を着け、北条氏の家紋である三鱗文の目貫の腰刀を差し、上畳に胡座する。北条氏の歴代肖像画の中では早雲寺蔵の北条氏康像に近く、氏康像の形式にならって制作された可能性が高い。面貌は個性的であるが、やや類型化した目鼻の表現が見られることから、時長の在世中ではなく、供養像として制作された可能性も考えられる。
- 縦53.1㎝×横40.0㎝
- 1幅
- 神奈川県小田原市風祭918
- 小田原市指定
指定年月日:20190222
- 有形文化財(美術工芸品)
寳泉寺は臨済宗。北条氏の菩提寺である早雲寺の末寺であった。開基は北条時長。『新編相模国風土記稿』では、時長について、永禄3年(1560)7月20日の没年と「寳泉寺大年用公」の法号を記す。時長がどのような人物であったかは長らく不明であったが、近年の研究で、北条宗哲(幻庵)の嫡男で小机城主の三郎にあたるとされている。