葡萄図 ぶどうず

絵画 日本画 / 江戸

  • 宋紫石筆  (1715-1786)
  • そうしせき
  • 江戸時代 / 18世紀後期
  • 絹本著色
  • 98.8×36.3
  • 1幅
  • 落款:「宋紫石写」

    印章:「紫石」(白文方印)「君赫」(朱文方印)「石鄰華伴」(遊印、白文長方印)

    来歴:1960神戸市立南蛮美術館→1982神戸市立博物館

    参考文献:
    ・千葉市美術館・静岡県立美術館『伊藤若冲 アナザーワールド』図録 2010

背景に部分的に藍墨を刷いたなかで、折枝画風に葡萄が描かれています。背景の明暗、墨のにじみで濃淡をつけた葉、色の濃淡とハイライトの胡粉を付けた実と、月光の下でたわわと実る葡萄を巧みに表現しています。とりわけ、葡萄の実の質感と量感は瞠目すべきものです。ゆるやかに画面を交錯する枝振りは、下方へと伸びる蔦で構図を引き締めています。宋紫石ならではの端正さ、瀟洒さをそなえた優品です。

【長崎ゆかりの近世絵画】

葡萄図 ぶどうず
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