垂木の祇園祭 たるきのぎおんさい

民俗 無形民俗文化財

  • 静岡県
  • 掛川市桜木地区
  • 掛川市指定
    指定年月日:20180426
  • 無形民俗文化財

祭礼は、上垂木に位置する雨桜神社の神様が、2㎞南に位置する下垂木の六所神社へ神輿3体とともに獅子頭が同行して渡御する。 毎日行われる祭礼では、「麦オコワ」が決められた家より奉納され、五日目の化粧日には氏子の手により注(し)連(め)縄(なわ)や紙手(しで)が新たにされる。七日目の夜に行われる神事「獅楽式(しがくしき)」では、怪獣退治に縁のある中村家庭前にて獅子舞が舞われ、八日目還(かん)御(ぎよ)日(び))には毎年流鏑馬が行われていた。神輿行列は百名以上の人々の奉仕があったとされており、江戸時代にはその重要さと遠近より多くの参拝者が来訪するために、掛川藩から警固の武士が派遣されていたと伝わる。 祭礼の特徴的なことは、江戸時代から、神主、渡御に参加する家々、麦オコワなど供える家が決められており、今日まで代々受け継がれて きたことである。このことは、大変貴重な事例であり、地域の特色を 顕著に残す祭礼として、無形民俗学の上でも学術的に高い価値が認められる。

垂木の祇園祭

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