昭和四十二年以降五次にわたる発掘調査の出土品である。刀剣類、銅水瓶【どうすいびよう】、装身具類、鉄冑【てつかぶと】、馬具類などほとんど類例のない遺品で構成されている。なかでも獣帯鏡【じゆうたいきよう】など武寧王陵【ぶねいおうりよう】出土品と同型の鏡もあり、対外交渉上注目される遺品が多い。東国古墳文化の一中心地域である毛野【けぬ】地方の代表的な古墳出土品として重要であることはもちろん、わが国の古墳文化をみるうえに欠かせない貴重な存在である。(重要文化財指定時の解説文)
海外由来の水瓶・冑や、煌びやかな刀・馬具等、優れた古墳副葬品(国宝指定時の解説文)