「旧図書館」は、千里山キャンパス創設時を代表する建物である。清水組の設計施工によるもので、昭和3年4月に竣工した。関西大学における初の鉄筋コンクリート造の建物で、地下1階、地上3階建の閲覧室部と地下1階、地上5階建の書庫部が建てられた。現在閲覧室部分が残っている。一方、円形図書館は旧図書館の玄関部分に接続して増築された鉄骨鉄筋コンクリート造の建物であり、旧図書館の南西隅に円形の3階建の閲覧室が、旧図書館書庫の西側に接続して6階建の書庫が増築された。設計は村野(むらの)藤(とう)吾(ご)、施工は竹中工務店が行い、昭和30年(1955)10月に竣工した。現在閲覧室部分が残る。昭和60年(1985)に「関西大学簡文館」と名称を変更し、平成6年(1994)から大学博物館として使用されている。