青磁日本図円形大皿(飛鶴文) せいじにほんずえんけいおおさら(ひかくもん)

工芸品 陶磁 / 江戸

  • 製作者不詳/有田
  • 江戸時代、天保年間 / 1830年~1844年
  • 磁器
  • 高7.3 径48.0 高台径26.6
  • 1枚
  • 南波松太郎コレクション

    来歴:南波松太郎→2014神戸市立博物館

    参考文献:
    ・関西大学博物館『関西大学博物館2018年度夏季企画展神戸市立博物館選地図皿にみる世界と日本』(2018)

日本図の背景に青磁釉を施した円形皿。天地には、染付による羽を広げた鶴が添えられています。鶴は長寿の象徴であり、吉祥文様の一つです。日本図は、型押しによって凹凸を付け、国境線は染付によって表わされています。各々の国には、塗りつぶした札のようなものが配されていますが、よくみると国名が白く抜かれていることに気付かされます。これは、あらかじめ墨で文字を記し、その上に染付を施して焼成することで、墨の部分が白抜きになる「墨弾き」という技法によるもの。伊万里焼の地図皿には、染付の青が鮮やかな作例が多い中で、淡く落ち着いた印象を受ける作品です。

【近世・近代の漆工・陶磁器・染織】【古地図】

青磁日本図円形大皿(飛鶴文) せいじにほんずえんけいおおさら(ひかくもん)
ページトップへ