彫刻 木像 / 鎌倉
京都に伝来し、水落地蔵の名で知られた地蔵菩薩像。厚みのある体型や強い眼差しに鎌倉初期慶派の作風を示す。図像は六波羅蜜寺像(11世紀、通称「鬘掛地蔵」)と同型で、衣の処理などがやや保守的なのは、同像の模刻としての性格に起因するかともみられる。納入品は地蔵菩薩印仏、経典類を主体とする。印仏は本像造立のため、諸国に国毎百人の結縁者を募って押捺されたもの。勧進は文治3年(1187)頃に行われている。経典には、一行毎に筆跡が異なり、行末に書写者が記される一行一筆経が含まれる。
木造地蔵菩薩坐像院誉作
院誉
木造金剛力士立像 康成作/(所在二王門)
康成
木造弥勒菩薩及諸尊像