明治
明治28年(1895)の暮れより着手した《昔語り》の制作にあたり、黒田は背景にも苦心した。完成作右奥に見える高倉帝の御陵、あるいは紅葉の樹木についても数度にわたり下絵を試み、翌年の秋にはあらためて京都を訪ねて紅葉を観察している。
昔語り下絵(清閑寺門)
黒田清輝
《昔語り》下絵(草刈り娘)
黒田清輝筆
《昔語り》下絵(清閑寺景)