絵画 油彩画 / 大正
岸田劉生は一時期、友人の肖像や自画像を集中的に描きました。この作品もその時期のものであり、斜めにこちらをじっと見つめる劉生自身の姿が描き出されています。褐色がかった落ち着いた色調、光が顔にあたって照り返す微妙なタッチの表現からは、後期印象派風の表現から入念な写実表現へと移り変わっていく様子がうかがえます。
静物(白き花瓶と台皿と林檎四個)
岸田劉生
自画像
河野通勢