工芸品 金工
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天下一佐渡
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江戸時代 初期・17世紀
- 面径11.5cm:縁高0.3cm:縁幅 0.2cm
- 1面
E乙30-27・E乙30-11・E乙30-4・E乙30-7と同一構図、同一鏡胎形式の柄鏡であるが、鏡面径がひとまわり大きい。全長に比して面径が大きい柄鏡は、従来、新しい傾向と単純に見なされてきた。しかし、柄長がほぼ同じ両者は、面径規格を異にした同時代製品と考えるべきで、本品も十七世紀前半を降ることはない。佐渡の受領国名をもつ鋳鏡師は、十七世紀後半を中心に京都二条室町に居住した人見佐渡が知られるが、天下一佐渡との関係は明らかでない。