能面 猿飛出 のうめん さるとびで

彫刻

  • 江戸時代 18世紀
  • 木造彩色
  • 縦21.0 横16.0 高10.2 重195.0g
  • 1面

猿飛出は、鬼神面である小飛出の一種。猿に似ているので、この名がある。「鵺」などの後ジテに用いる。大飛出に比べてやや小さく、大飛出が天上の雷神や蔵王権現などの面として用いられるのに対し、小飛出や猿飛出は、神霊としての動物を表す面である。この面は、京都・北村美術館所蔵の猿飛出(出目洞白作・17世紀)の写しと考えられる。洞白作の面と比べると、本面は瞳孔が大きく、口の開き具合、目の力強さなどが弱まり、口と頬の間の段差が強くやや違和感を覚えるが、その作行は肉取豊かでメリハリのある佳作である。

能面 猿飛出

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