絵画 / 室町
是庵(一四八六~一五八一)は相国寺の僧で、法諱は寿寅、道号を子建という。瑞渓周鳳、黙堂寿昭と次第して法を嗣ぎ、同寺の塔頭・慶雲院、北岩倉の慈雲庵に住したほか、西芳寺の住持なども務めた。画技に堪能であったが、その画風は足利義政の同朋で、絵もよくした相阿弥(?~一五二五)のそれを受けている。 中国の洞庭湖周辺の八通りの景観(瀟湘八景)を描く本図もそのひとつで、相阿弥風の柔らかい筆法が駆使されている。一幅に四景ずつを配した構成が面白い。
遠浦帰帆図
玉澗筆
紙本墨画瀟湘八景図〈/六曲屏風〉
秋冬山水図屏風
伝周文筆