隷書六言詩横披 れいしょろくごんしおうひ

その他の美術  / 

  • 金農筆
  • 制作地:中国
  • 清時代・乾隆27年(1762)
  • 紙本墨書
  • 29.0×112.0
  • 1面
  • 銘文:「金吉金印」白文方印、「主于丁卯」朱文方印

塩業で栄えた江蘇省揚州(ようしゅう)は、乾隆・嘉慶の頃、財を成したパトロンの庇護のもと、書画家が多く寄寓しました。そのなかには、揚州八怪(はっかい)にも数えられる金(きん)農(のう)や鄭燮(ていしょう)のように、金石趣味が色濃く投影された書を残す者がいました。彼らは碑学派の先駆的存在と言えます。

金農(きんのう)は西嶽華山廟碑(せいがくかざんびょうひ)などの漢隷を学び、後に呉の禅国山碑(ぜんこくざんひ)や天発神讖碑(てんぱつしんしんひ)に基づいて漆書(しっしょ)と称される独創的な様式を確立しました。本作はその好例で、筆を刷毛状に用い、横画と縦画の太細を極端につけて、ときに左払いをヒゲのように細長く伸ばします。没する一年前の書です。(六人部氏執筆)

隷書六言詩横披 れいしょろくごんしおうひ

その他の画像

全2枚中 2枚表示

隷書六言詩横披 隷書六言詩横披
ページトップへ