大般若経巻第一百一十二 だいはんにゃきょう

その他の美術 

  • 平安時代 前期 ・11世紀
  • 縦25.6cm:横901.6cm
  • 1巻
  • 銘文:経背に法隆寺一切経印がある・奥に「康平六年九月十一日 於天梯西塔院可奉用講也 爲救餓鬼道也 大蔵録記成圓」とある

奥書によれば、康平六年(一〇六三)、九月十一日に比叡山の西塔院で、人々を餓鬼道から救うための講会に用いられた『大般若経』。線が細く柔らかみを帯びた字姿からは、平安時代中期の特色である和様化がみてとれる。西塔院は、最澄が鎮護国家のために法華経一千部を安置する宝塔を全国六カ所に建立することを企画したうちの一つ。日本の中央を守護するもので延長元年(九二三)に完成。法華千部西塔院、山城宝塔院と称された。

大般若経巻第一百一十二

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