絵画 / 明治
-
渡辺幽香筆
-
明治時代・19世紀
- 板・油彩
- 36.2×70.5
- 1面
渡辺幽香は江戸の生まれで、名は勇子。父五姓田芳柳、兄義松から画を学び、石版画、銅版画も手がけた。明治19年に日本の伝統的風俗を描いた石版画集『寸陰漫稿』を刊行し、華族女学校でも教鞭をとった。明治期を代表する女性画家である。(180710_h021/22明治150年)
犬吠埼は茨城県銚子市にある太平洋に突出した岬。周辺に岩礁が多く荒波が岩を洗う景勝の地であるとともに、航海の難所として知られ、明治初年にいち早く犬吠埼灯台が建設された。本作は西欧の海景画に影響を受けたものか、巌を打つ波濤を巧みに表している。