嵐山雪景図 アラシヤマセッケイズ

絵画 / 明治

  • 森寛斎
  • 明治時代・19世紀
  • 縦123.9cm:横263.8cm
  • 6曲1隻

 大堰川と渡月橋、そして背後に嵐山を望む景観が描かれている。一面に積もる雪を素地の塗り残しによって表現するのは円山派得意の手法で、わずかに淡彩を用いるほかは水墨を主体とした描写が、冬の凍てついた静けさをよく伝えている。
 大堰川といえば筏師しというのが定番の組み合わせであり、本作も和歌との結び付きを特色とする近世以前の名所絵の流れを汲んでいる。法輪寺を描く点も、嵐山を描く名所絵の常套である。

嵐山雪景図 アラシヤマセッケイズ
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