中細形銅戈 なかほそがたどうか

考古資料

  • 出土地:伝福岡県朝倉市(旧朝倉郡甘木町)立石出土
  • 弥生時代 前2~後1世紀
  • 青銅製 鋳造
  • 長33.5 幅10.7
  • 1振

弥生時代前期に朝鮮半島より伝わった武器形青銅器は、当初は武器として用いられ、細く鋭い形を持っていたが、次第に祭器に転化するとともに、薄く、幅広くなり、武器としての鋭さを失っていく。また、初期には有力者の墓に副葬されていたものが、次第に祭器として埋納されるようになっていく。本例は、副葬品から埋納品へと転化していくまさにその時期の銅戈である。銅戈の変遷の中で2段階目に位置づけられる中細形銅戈の中でもやや新しい時期のものに位置づけられる。樋の内部に、綾杉文が極めて良好に鋳出された良品である。なお、本例には、福岡県朝倉市立石より出土したとの伝が付帯する。
<小澤佳憲執筆, 2024>

中細形銅戈 なかほそがたどうか

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