曼殊院宮良恕法親王消息
マンシュインノミヤリョウジョホッシンノウショウソク
その他の美術 書 / 江戸
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曼殊院良恕
- 制作地:日本
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江戸時代・17世紀
- 1幅
良恕法親王(一五七四~一六四三)は誠仁親王の第三皇子で、後陽成天皇の弟。諸芸、なかでも書に秀でていた。この手紙では、以前借りた巻物の返却を告げ、「光広卿一巻」すなわち烏丸光広が筆を執った巻子と「竹取物語」の拝借を依頼する。追而書には、初雪の興に乗じ、「松竹の、けちめもさらに、しら雪の、なかめいかなる、心なるらん」という和歌を添える。「御小姓中」という表記より、皇族もしくは高位の公家に宛てたのであろう。