舎利容器 しゃりようき

考古資料

  • 制作地:中国, 出土地:不明
  • 中国・遼時代 11世紀
  • 水晶
  • 蓋径2.5 蓋高1.8 身径4.2 身高4.0
  • 1合

水晶による小壺。内部には砂が敷かれ、ガラスビーズ(鉛ガラス)による舎利が2粒収められることから、舎利容器として用いられていたことがわかる。蓋の鈕には蓮の花托に見立てた丸文、身には蓮弁が彫り表される。さらに蓮弁には葉脈が線刻される。小ぶりながらも細かな彫刻が見事な優品である。本品の詳細な出土地域は不明であるが、水晶による舎利容器の類例が中国・遼代の遺跡から出土していること、また蓮花を模したガラスの舎利容器の破片が大量に宇治・平等院の本尊台座より発見されていることから、11世紀の遼の遺跡から出土したものと推測される。

舎利容器

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