右隻では、画面の裏側に金箔を貼る「裏箔」の技法を用いており、画面全体が淡い光を帯びている。一方、左隻は表から金箔を貼っており、左右別々の方法をとり効果の違いを試していることがわかる。大正期、大観は、鮮やかな色彩を用いた屏風絵に多く取り組み、装飾的な作風にも新境地を求めていった。本作はその一例である。
紅梅図(襖絵・未完)
横山大観
柿紅葉(左隻・未完)
飛泉(未完)