絵画
「すゝか」は「田村草紙」とも呼ばれ、坂上田村麻呂(俊宗)とその父俊仁の鬼神退治を描くお伽草紙の一編。本絵巻は、縦型奈良絵本を解体し、巻物に改装した三巻本で、本文は流布本に属すが、絵の数が他の絵巻に対して倍以上の41図と多いのが特色で、他本にない図様が多く含まれている。図の密度は高く、形式化した霞などない、奈良絵本が大量生産で類型化する以前の特色を示す作品である。
紙本著色地獄草紙断簡(火象地獄)
紙本著色辟邪絵
紙本著色地獄草紙断簡(沸屎地獄)