鉄製釣燈籠 テツセイツリドウロウ

工芸品 金工 / 鎌倉

  • 鎌倉時代・14世紀
  • 総高67cm:54cm
  • 1基
  • 銘文:透彫銘「白山中宮 元応元年 己未六月日 尾州玉井 大工貞澄」
  • 重要文化財

鉄鍛造、六角形の大きな釣燈篭で、火袋に七宝繋と松皮菱文、それに亀甲文と種子を浮かし、扉に金剛力士像をあらわしている。正面右手下方に「白山中宮元応元年己未六月日 尾州玉井 大工貞澄」の透彫銘があって、作者と作期、および白山中宮長滝寺にあったことがわかり、今日知られる製作年代の明らかな釣燈篭のうち最古の作品である。その形はおおらかで古式を伝え、透文様・猪目など細部の装飾が巧緻である。鎌倉時代の金工意匠の特色がよくあらわれている。

鉄製釣燈籠 テツセイツリドウロウ
ページトップへ