絹本着色 牡丹睡猫図 蠣崎波響筆(旧花光コレクション) けんぽんちゃくしょく ぼたんすいびょうず かきざきはきょうひつ(きゅうはなみつこれくしょん)

絵画 日本画 / 江戸

  • 蠣崎波響  (1764年~1826年)
  • かきざきはきょう
  • 北海道函館市
  • 江戸時代
  • 絹本着色,軸装
  • 縦97.5mc×横35cm
  • 1点
  • 北海道函館市青柳町17番1号 市立函館博物館
  • 指定:昭和40年11月3日
  • 函館市
  • 函館市指定有形文化財

初夏の暖かな日差しの下、猫はのどかに眠り、花開いた牡丹の香りに惹かれ蝶が飛んでくる。猫は南蘋風(なんびんふう)の目つきの鋭く、毛の描写の細やかなものではなく、円山四条派の画家たちとの交流から受けた影響により、柔和で親しみやすいものとなっている。
文政5年(1822)、波響は梁川を去り、松前に戻った。前年12月に幕府からの復領のため奔走し、復領事務責任者としての任務を果たした波響は、文政6年に家老職を辞し、家督を息子波鶩(はぼく)に譲った。画人としても、すべてを波鶩に引き継ぐように、この頃から種々の画譜をまとめている。
印章は最晩年に見られるものであり、松前波響という署名から、文政5年に松前に戻ってから文政9年に没するまでに描かれたと考えられる。当時の穏やかな波響の心境が伝わってくるような作品である。

絹本着色 牡丹睡猫図 蠣崎波響筆(旧花光コレクション) けんぽんちゃくしょく ぼたんすいびょうず かきざきはきょうひつ(きゅうはなみつこれくしょん)

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